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【ふくしま定食部】第97回 あばれ山車の季節に旧東和町ですする、お母さんの優しいうどん(2)
エス・シー・シー
2025.10.06(月) 10:30
『ふくしま定食部』部長・東野
Facebook内で20,000人以上の会員を有する『ふくしま定食部』の部長・東野氏による食べ歩きコラム。東野氏「食堂がかもし出す情緒や風情ごと、そのメニューを多くの人に味わっていただきたいと思います」。
※最初から読む→https://newsr.jp/news/disp.html?id=4345

鰹節・鯖節などからとるしっかり目のつゆは、太いうどんに負けない風味。具材もつゆで煮込んだ豚バラと長ねぎ。
あったかいなぁ、やさしいなぁ。と夢中で頬張っていると、隣りでやさしく微笑む玉子焼きと目が合いました。
ゴールしたランナーをタオルで包むように、薄焼きの玉子焼きでそっとご飯をロール。野菜にポテサラと充実の一皿はメイン級。
うどんをすすってつゆをズズっと。次はごはんを頬張ってつゆをすすって。胃にも心にも溜息が出るほど染み渡る、しあわせ2ウェイの行ったり来たりが、いつまでも続いて欲しい味わい。
「以前は半うどん・半ライスに焼き魚を付けていたけど、うどん目当ての方が多いから、普通サイズのうどんに半ライスと玉子焼きに変えたんです」と教えてくださいました。たしかにこのバランスが正解ですね。
写真左:大勢のお客さんの料理を準備するために大きく設計された厨房
写真右:割烹で修行されたご主人が捌くうなぎも名物でした。うなぎの生簀にも名残
福島市内の割烹で修行されたご主人の料理で盛況だった結婚式場や、民宿も備えていた川崎屋さん。
特にうなぎが名物で、テーブル席の後ろに今なお残されている生簀ひとつ見ても、名店であることやご主人の腕の良さが分かります。

「お父さん(店主)が今年(2025年)亡くなって、暖簾も古くなったからもう辞めようかな…とも思ったけど、でも、ひとりで居ても何もすることもないし、それではと暖簾を新しくして、続けられる限りやってみようかなって」と決意を新たに再出発。
「私があと何年続けられるか分からないけど、もし継ぐ方がいるのならうどん作りも伝授したいんです」
道の駅以外では東和町唯一の食堂。川崎屋さんの味は無くてはならない地域の楽しみ。無理せず自然体で長く続けてほしい。
また、帰省気分でお母さんとの会話と手打ちうどんを楽しみに寄らせて下さい。
ごちそうさまでした!
◆Information
川崎屋食堂
住所
二本松市針道町56
電話番号
0243-46-2503
営業時間
11:00~17:00※変更の場合あり
休み
毎週月曜日
駐車場
あり
※最初から読む→https://newsr.jp/news/disp.html?id=4345
※「ふくしま定食部」一覧をみる→https://www.cjnavi.co.jp/section/series/column-fukushima-teisyoku
企業情報 企業情報
エス・シー・シー(出版・イベント運営・通販)
〒 9602153 福島県福島市庄野字柿場1-1(株)日進堂印刷所内
TEL : 024-593-0500
ホームページ : https://www.cjnavi.co.jp/
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