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【ふくしま定食部】第97回 あばれ山車の季節に旧東和町ですする、お母さんの優しいうどん(1)
エス・シー・シー
2025.10.06(月) 10:00
『ふくしま定食部』部長・東野
Facebook内で20,000人以上の会員を有する『ふくしま定食部』の部長・東野氏による食べ歩きコラム。東野氏「食堂がかもし出す情緒や風情ごと、そのメニューを多くの人に味わっていただきたいと思います」。
※続きを読む→https://newsr.jp/news/disp.html?id=4347
各地で神社例大祭が行われる10月。
第97回の「ふくしま定食部」は、針道のあばれ山車で御馴染み、諏訪神社例大祭を目前に控えた二本松市針道(旧東和町)へ向かいます。

(写真:400年を超える例大祭。諏訪神社の趣ある参道。2025年の「針道のあばれ山車」は10月12日(土)開催)
二本松市とはいえもう少しで田村市。福島市街からは飯野町を抜けて約50分。
針道商店街に入ると、大正時代から続く「川崎屋食堂」さんがテトリスなら最後に来てほしい形の外観で佇んでいます。
駐車スペースは3台ほど。タイミングよくお尻から駐車したら、大きな濃紺の暖簾を潜ります。
入った瞬間に目に入る、畳、扇風機、テレビ。毎度ながら夏に実家へ帰省した感覚に心がほぐれます。
思わず「ただいま!」と言いそうになりましたが、あばれ山車ならぬ、あばれ胃袋を鎮めようと頭上にすらり貼られたメニュー札を1往復。

川崎屋さんはうどんの他にも煮込カツ丼も名物。注文が入ってから揚げられる豚ロース。出汁とラーメンスープで仕立てられるつゆが玉子にも玉ねぎにもよく染みて、海苔の風味も食欲を誘います。

ワイドショーに物申す、先客の先輩紳士に相槌を打ちながら待つこと10分。
お盆の上に隙間なく配置された「うどんセット」(1,300円)が到着。手打ちの肉うどんに、半ライス、玉子焼き、小鉢の和え物とお母さんの温かみ全開の内容。
まずは、ウエルカム浅漬けとばかりに、出雲から取り寄せる塩で漬けたきゅうりをパリッと。

さて、お目当てのうどんに箸を移しましょう。
丼に箸を潜して持ち上げたなら、表情豊かなうどんの愛すべき形状とご対面。毎週仕込む生地をローラーで伸ばして、打って、こねて。
すいとんのような懐かしくも素朴な味わいは、まさにお母さんのうどん。
コシの強いタイプのうどんも良いのですが、川崎屋さんは柔らか仕立て。でもこういう滑らかな口当たりのうどんは時を越えた情緒に癒やされるものです。
◆Information
川崎屋食堂
住所
二本松市針道町56
電話番号
0243-46-2503
営業時間
11:00~17:00※変更の場合あり
休み
毎週月曜日
駐車場
あり
※続きを読む→https://newsr.jp/news/disp.html?id=4347
※「ふくしま定食部」一覧をみる→https://www.cjnavi.co.jp/section/series/column-fukushima-teisyoku
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