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- 【日刊CJ Monmo Web】星 賢孝の奥会津だより 金山町「宮崎集落」の歳ノ神と只見線列車(エス・シー・シー)- 2025.01.07(火) 12:11
【日刊CJ Monmo Web】星 賢孝の奥会津だより 金山町「宮崎集落」の歳ノ神と只見線列車
エス・シー・シー
2025.01.07(火) 12:11
年間300日、奥会津やJR只見線の撮影をし続ける郷土写真家・星 賢孝(けんこう)さん。彼だからこそ知る四季折々の“美しき奥会津”をお届け。撮影アドバイスも紹介します。
郷土写真家 星 賢孝
奥会津とJR只見線を撮影する郷土写真家。廃村で消滅した只見川の渡し舟「霧幻峡の渡し」を復活。インバウンドでの地域活性化に取り組む。2019年「みんゆう県民大賞ふるさと創世賞」受賞。2020年には写真集「四季彩々」(2019年発行)で福島民報出版文化賞・奨励賞。
歳ノ神・深淵の情景
豪雪で知られる奥会津の冬。その厳しさの中で息づく伝統は、小正月の夜を荘厳な舞台へと導いてくれる。厳寒の空気を纏いながら行われる歳ノ神。藁や茅で編まれたご神体に火を灯し、家内安全や無病息災、五穀豊穣を祈る神事は、千古の歴史を刻んで人々の信仰と結び付いてきた。
燃え盛る御神火は漆黒の闇を切り裂き、冬の星空を赤々と焦がしている。赤炎は、雪原を照らし、一面を神秘的な光景へと変貌させる。彼方では、只見線の列車が闇夜を貫くように光を放ち、幻想の世界を鮮やかに描き出す。
自然と人々の営みが織りなす演出は、人をして感銘を刻む深淵の情景となっている。住民達は餅を付けた長い竹竿を御神火にかざし、炎で炙っている。古き良き日本の暮らしの一端は穏やかな静寂の中で密やかに展開している。
撮影は1月中旬。会津中川駅から500mほど下流にある宮崎集落にて。駐車は路上となる。レンズは24mmから75mmが妥当だ。
文・写真/星 賢孝
※写真は【宮崎集落の歳ノ神と只見線列車(大沼郡金山町中川地内)※2022年1月撮影[2025年の開催は1月14日(火)]】[撮影機種:Canon EOS R5、手持ち撮影、シャッター速度:1/125、F2.8、絞り優先]
◆Information
金山町「宮崎集落」の歳ノ神と只見線列車
住所
【今回の撮影スポット】大沼郡金山町中川地内
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